いかなごと共にくる春を待つ

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春の知らせ

地域の風物詩

 

地元神戸のスーパーの店頭には、そろさろ「大きなタッバ」や「醤油の大びん」それに「ざらめ」などが並びはじめます。

 

これが並びだすと、神戸もいよいよが来たという事になります。「いかなごのくぎ煮」の季節なのです。

 

 

いかなごが取れるようになると、各魚屋やスーパーでは「新物が○時に入荷」というポスターまではりだされます。

 

そうすると、それに引かれるように鮮魚コーナーや、魚屋の前にびっくりするほどの列ができるのです。

 

「いかなごのくぎ煮」は神戸に春を告げる料理なのです。

 

 

「小魚をザラメと醤油でゆっくり煮て、そこに少ししょうがを入れて味を調える」というのが基本の料理なのです。

 

ですが、一度に何キロも作るので、お昼に街を歩いていても、あちこちから「いかなごを炊いているな」というわかる匂いがしてきますことがしてきます。

 

それが神戸の春の風物詩なのです。

 

 

子供の頃はそんなに有名ではなかったのです。

 

しかし最近になって何やら全国的にも有名になってきているようです。

 

また、必ず作ったものは自分の家だけでは食べず、知り合いにあげたり、逆にもらったりしながら食べ続けられています。

 

各家庭でそれなりの「秘伝」があるようで、同じように作ったものでも各家庭によって味が変わっていることがよくあります。

 

むかし、海のそばの小学校で教師をしていた時、漁師をしている家の子供が「いかなご炊いたからみんなにあげて」と、弁当箱のような容器いっぱいの「いかなごのくぎ煮」を持ってきてくれたことがありました。

 

クラス全員大喜びで、給食の時間にみんなで分けて大喜びしながら食べた記憶もうあります。

 

 

まだ、スーパーの店頭は「ひな祭り」と「合格祈願関係のおかし」が並んでいます。

 

しかし、はやくそれが「醤油の大びん」や「ザラメ」に変わる事を楽しみにしながら、毎日買い物に出かけています